2023.8.13
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【離島が舞台】マイプロ広島2023スタートアップキャンプを開催!

#アントレプレナーシップ#マイプロジェクトアワード#事業紹介#大崎上島#教育

自分ならではの関心や問題意識をもとにアクションを起こし、
そのアクションの中から学び・他者との協働・さらなる探究心を獲得していく高校生マイプロジェクト。



”この夏、君だけのプロジェクトを見つける2日間”と題し、
マイプロジェクト 広島スタートアップキャンプ2023が開催されました。

*当活動は、公益財団法人マツダ財団の助成を受け実施しています

*当活動は、中四国の大学が参画する「Peace & Science Innovation Ecosystem」が採択された、JST大学発新産業創出プログラム「EDGE-PRIME Initiative(高校生等へのアントレプレナーシップ教育)」の一環として実施しています。
Peace&Science Innovation(PSI)公式HP|中四国からイノベーションを創出するエコシステム (psi-ecosystem.net)




昨年は叡啓大学の教室をお借りして1DAYプログラムを実施しましたが、
今年は1泊2日の合宿形式、そして舞台は我々まなびのみなとの拠点、大崎上島です。

(昨年度の様子)高校生マイプロ広島2022スタートアッププログラム

http://高校生マイプロ広島2022始動! https://manabinominato.or.jp/220731-2/





広島県内各地から山を超えて海を超えて、
真夏の離島に高校生・大学生・大学院生が集まりました。


お昼ごはんのお好み焼きを食べ終え、

インタビューワークが始まると、初対面の参加者同士キョリがグッと近づきます。

初対面だからこそ、いつもと違う環境だからこそ、
少しドキッとするようなペアインタビューのお題に対しても、自己開示して話をすることができます。




会場となったのは大崎上島の中心地に位置する島BASE。
元薬局の空き店舗が少しずつ改修され、今後の用途が話し合われている場所です。


この辺りの地域には、まなびのみなとが運営するミカタカフェをはじめ、
お花屋さんやカレー屋さん、農家さんが営むカフェなど、ここ数年でたくさんのお店が生まれています。


今回のプログラムの山場は、
グループごとに島BASEの活用方法を考えるアイデアワークです。

ただただフリーで考えるわけではなく、3グループそれぞれに活用方針テーマが与えられます。

①誰を笑顔にする活用方法
②お金を生み出す活用方法
③誰かの涙をなくす活用方法


それぞれが考える「こんなふうに活用したら?」という個人のアイデアに、
3つのテーマの外的要素が加わり、
さらには初対面メンバー同士でイメージを共有して一つのアウトプットを作り出していく、
簡単なワークではありません。

手段は一つ。対話を続けるしかありません。

マイプロジェクトを実行する際も「わたし」を起点に描いた未来が、アクションを起こしていくうちに他者との協働につながったり、気づけば誰かのニーズを叶えるものになっていたり、ということがよくあります。

抽象度の高い今回の3テーマは、そんなマイプロを疑似体験するための仕掛けでした。
部屋の中で考えていても答えは出ないので、それぞれのグループが町に飛び出しました。



短い時間で構想しプレゼンしたアイデアは完璧なものではなかったかもしれません。


それでもインタビューに応じてくれた島の方々の声や、

あらためて気づく島の恵みと、その魅力を伝える農家・漁師の方々の工夫や、

何代にも渡り事業を継承し離島での商売を続けてきた方々の想い。


アクションをしたからこそ得られる視点や観点がふんだんに込められたプレゼンばかりでした。


あっという間に1日目の工程が終わり、お待ちかねの夕食タイム。
Iターン農家女子めぐみさん特製のトマトカレーや、島の漁師さん直売のお刺身で1日の疲れを満たします。

当日開催された木江厳島神社十七夜祭にもみんなで参加しました。



2日目は大串海岸での朝食から。
トーストに島の果物を使った4種のジャムを塗って頬張ります。

(食後はいつの間にか海に飛び込む人が続出🏊)


1日目のワークを振り返りながら、
あらためて自分自身の関心や問題意識から、マイプロジェクトの種を見つめ直します。


『あなたの心が動くポイントは?』
これが1日目のガイダンスから参加者の皆さんに伝えられていた問いでした。



プロジェクトの企画のもう一歩手前。
「なんでそのプロジェクトをあなたがやるんですか?」
「なんでこのプロジェクトをわたしはやりたいと思ったんだろう?」


他者との対話の中で、自分との対話の中で、あらためてアクションの原点を問い直すこと。
それが今回のプログラムの目的のひとつでした。

2日間のプログラムは思っていたよりも短く、思っていたよりも濃く、
参加者同士は学校や年齢や国籍を超えて、すっかり友達になっていました。


それぞれが自分の暮らす地域に戻り、それぞれのプロジェクトを始動させていくことを期待しつつ、また皆さんと出会い、対話できる日を楽しみにしています。


高校生のみなさんは、1月末のマイプロジェクトアワード広島県Summitで会いましょう!

初の対面開催!全国高校生MY PROJECT AWARD2022 広島県Summit

http://初の対面開催!全国高校生MY PROJECT AWARD2022 広島県Summit https://manabinominato.or.jp/%e5%88%9d%e3%81%ae%e5%af%be%e9%9d%a2%e9%96%8b%e5%82%ac%ef%bc%81%e5%85%a8%e5%9b%bd%e9%ab%98%e6%a0%a1%e7%94%9fmy-project-award2022-%e5%ba%83%e5%b3%b6%e7%9c%8csummit/


〜参加者・参加理由一覧〜

所属学年参加理由
広島県立安古市高校1年生夏休みに何かをしたいと思っていて、このイベントに参加すれば普段関わらないような人とも話せるし内容も楽しそうだったから
広島県立大崎海星高校1年生普段出会えない人と対話しながら、自分のやりたいことを明確化したい
広島県立大崎海星高校2年生色んな人と交流したい、色んな考えやアイデアに触れたい!刺激を受けたいと思ったから。
広島県立加計高校芸北分校2年生進路選択の幅を広げたいから。また、地域の課題解決をしたい。
広島県立加計高校芸北分校2年生進路で迷っているから
福山大学1年生去年高校生側として参加して、次は大学生側として参加したいと思ったから。
自分のしたいことをもっと深めたい。
広島市立大学1年生課題解決をしたいとは思いつつも行動を起こしたことがあまりなく、今後積極的に行動出来るきっかけになればいいなと思ったから
広島大学1年生(留学生)(通訳を兼ねて参加)私にとって、言語スキルを活かして他の人々の活動支援をできるのは素晴らしいと思ったため
県立広島大学3年生起業に興味があったため
広島大学博士1年(留学生)This project is basically used to explore myself. That’s why I want to what I feel, how to create my own awareness and create something that I think.
広島大学博士1年(留学生)I am highly interested to join this campaign. I am a doctoral course student and I think this type of activity will enhance my learning point and I can connect this in my own county.

(事業担当者:勝瀬)

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