里山・里海(広島県内の中山間地域)にあるものを活かして新しい価値の創造につなげている取組を表彰するひろしま里山グッドアワードで、弊団体の取り組みが”未来のたね”賞を受賞しました。
ひろしま里山グッドアワード
https://good-award.jp/activity/2022-activity-005/
表彰頂いた取り組みは、『”やっぱり地域で育てたい ”大崎海星高校魅力化プロジェクト』。
全国から広く生徒を募集し、地域ならではの学びのあり方を追求している大崎海星高校魅力化プロジェクトは、統廃合の危機に直面した2014年よりその活動をスタートさせ、高校を起点とした持続可能な町づくりを目指しました。
地元出身のコーディネーターが学校と地域人材をつなぐ役目を果たし、地域おこし協力隊員制度を活用しながら公営塾と教育寮の運営に外部人材を登用する。様々な人材が生徒と関わる中で生まれる、「ここでしか学ぶことのできない」教育カリキュラムを今もなお模索しています。
大崎海星高校のみりょく
https://www.osakikaisei-h.hiroshima-c.ed.jp/300_highlights.html
「高校生が元気だと、地域も元気になる。」
魅力化プロジェクトから得たそんな教訓を広島県全体で実践すべく、私たちまなびのみなとは2021年度より認定NPO法人カタリバとパートナー連携を結び、“高校生マイプロジェクトアワード広島県Summit”を開催しています。
マイプロジェクトアワードは、探究学習やプロジェクトに取り組む高校生がそのプロセスを通して自分自身への新たな気づきを獲得し、地域・社会との協働の価値を再発見する日本最大級の学びの祭典です。
この運営に併せて、2022年度からは公益財団法人マツダ財団の支援を頂き、新たに県内の先生同士や生徒同士のコミュニティづくりに取り組んでいます。将来的にはこのコミュニティに、高校生・先生だけでなく地域の魅力的な大人を加え、広島県全体で大人が高校生の活動を応援する土壌を作ることを目指しています。
一般投票にて、弊団体の取り組みにご投票いただいた皆様、ありがとうございました。
頂いた全ての応援メッセージに目を通し、勇気と元気を頂きました。
離島から始める、高校生を中心とした広島のエネルギッシュな地域づくり。
これからも明るいミライを描いて活動を継続していきます。
(担当者:勝瀬)