2026.4.10
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KAMIJIMA COLLEGEを終えて〜企画・運営を終えた大学生による実施レポート〜

#夏休み#大学生#大崎上島#教育#春休み#離島

2025年の春に大崎上島にある大崎海星高校を卒業した、赤坂・久保山・横渡です。

私たちは高校生活の三年間を島で生活していましたが、卒業を機にどこか「よそ者」になってしまった感覚がありました。

ただ“島に来る人”でいるのではなく、内側から島を面白がる存在でいたい。関わり続けたい。

そんな思いから、このKAMIJIMA COLLEGを企画しました。多くの地域の方々、事業者の皆さんの協力があって実現しました。ご協力してくださった皆様本当にありがとうございます。

プログラム概要はこちら

■ 6日間で一番印象に残った、最終発表会

プログラム最終日は、最終発表会を行いました。それぞれの事業者さんに対して短い時間ではありながらも考え抜いたアイデアを提案しました。


実際の提案内容をご紹介します。

◆大崎郵便局への提案
郵便局の機動力と地域との距離の近さを資源と再定義し、「鮮魚の配達」×「高齢者の見守り」を実現する企画を提案。

◆木江ふれあい郷土資料館への提案
資料館の特徴的な建物の形と星がきれいに見える屋上を資源と再定義し、「資料館」×「星を見る会」を提案。実際に2026の夏イベント化することを目標にしている。

◆大崎内浦漁協 八木さんへの提案
「こだわりの生産過程を知ってほしい」「大崎上島の魅力に触れてほしい」という二つの思いから大崎上島に実際に訪れながら牡蠣を育てる体験型の「牡蠣かごオーナー制度」を提案。


6日間を振り返った場面では、初めて島に来てくれた参加者も、
発表を聞いた地域の方も、涙を流す瞬間もありました。


事業者さんから「受け入れてよかった」と言っていただけたこと。
地域の方から「素晴らしい企画となったので、協力して良かった❗️私も元気を貰いました🖐」とメッセージをいただけたこと。
さらに、事業者さん同士や地域の方がつながる接点を作れたこと。


KAMIJIMA COLLEGEは、単なる「受け入れ」にとどまらず、
地域側も巻き込んだ小さな潮目(変化)を生み出せたのではないかと感じています。


5泊6日という期間は、本当にあっという間に過ぎていきました。
実際に参加者からは「もう少しいたかった」という声も多くありました。

でも、その物足りなさが「また島にいきたい」というきっかけを残したと感じています。
一度島に来た人が、また島に帰ってくる。
一時の出会いが、継続した関係に変わっていく。
すでに参加者同士で「また夏に島で会おう」という話が進んでいます。

これこそ、このプログラムで目指していた状態のひとつだと感じています。

■ 参加者の声

◆参加者Y(長野県出身大学二年生)※参加当時
「島であった人が道端ですれ違った時に車から手を振ってくれたり、話しかけてくれたりしてくれてすごく嬉しかった。覚えててくれてたんだ、って。」

◆参加者S(愛知県出身大学二年生)
「みんなで鍋でご飯炊いて料理をしたり、朝市で買った鯛を捌いたりして、リアルな島の生活を体験できたことが一番の思い出。」

◆参加者A(広島県出身大学三年生)
「ジャーナルを書いたことでいろんな感情の変化に気づけた。受け入れてくれる人はたくさんいるからそういう人との出会いを大事にしたい。」


企画者より

この6日間は、参加者にとっての学びの場であると同時に、
卒業生である私たちにとっては、当事者として関わり続けるための挑戦でもありました。

KAMIJIMA COLLEGEを通して、高校生活3年間を島で過ごした私たちにも新たな島の人との出会いや経験があり、これまでとは違った楽しみ方を見つけることができました。

今回出会えた皆さんと、また島で再会できる日を楽しみにしています。


■ そもそも、KAMIJIMA COLLEGEとは

全国から集まった大学生が、事業者さんへのヒアリングや島での生活を通して、事業者さんが思い描く理想を捉え、実現可能なアイデアを組み立てる滞在型プログラムです。大崎上島に「小さな潮目を生み出すこと」をゴールにしています。

今回は、長野・愛知・広島からの参加者3名と、
企画者である私たち(大崎海星高校卒業後、神奈川・岡山・大分に進学)の3名、計6名で実施しました。


今回ご協力いただいたのは3つの事業者さんです。

◆大崎郵便局 小林さん

◆大崎内浦漁協 八木さん

木江ふれあい郷土資料館 ホテル清風館さん

それぞれにヒアリングを行い、現場のリアルな理想像を聞き取った上で、最終日には事業者さんや地域の方々に向けて最終発表会を行いました。


また、以下のような機会を通して地域との接点をつくりました。

◆地域の方々との食事会

◆事業者さんへのヒアリング

◆朝市でお買い物

◆中高生との交流会

◆最終日、港でお見送り



ビジネスアイデアを提案することを目的とせず、事業者さんの理想を汲んだアイデアを話し合う。
単に課題解決をするのではなく、「島で暮らすこと」そのものを通して大崎上島への理解を深める。
それこそがKAMIJIMA COLLEGEの醍醐味です。


本プログラムの実施にあたり、ご協力いただいた事業者の皆さま、地域の皆さま、そして参加者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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