2024.1.29
  • BLOG
  • NEWS
  • REPORT
  • マイプロ

高校生マイプロジェクトアワード2023広島県Summitを開催!

2024年1月28日、
広島に暮らす高校生たちの学びの祭典・マイプロジェクトアワード広島県Summitが開催されました。

会場は広島市内にある安田女子中学高等学校。
学園ドラマの舞台かと思うほど素敵な場所をお貸しいただきました。


当日は県内17校から70名・32プロジェクトの高校生が参加。
(参加高校・プロジェクト名一覧は、本記事の最下部に掲載しています)

また高校生の発表を支える運営スタッフはサポーター・ファシリテーターを含め46名、
引率・観覧の大人60名が会場に足を運びました。

マイプロジェクトアワードは”高校生たちの学びの祭典”ですが、
社会に出ても学び続けるオトナがそこに本気で加わり、
共に応援し合える関係性をつくることを目指しています。

子どもも大人も関係なく、
プロジェクトが沸き起こったそれぞれの地域で
暮らしや遊びや仕事がもっともっと面白くなるミライを目指しています。

今回3回目の開催となる広島県Summit。
少しずつですがわたしたちが目指すそのゴールに向かって進んでいる感覚を持つことができました。

運営メンバー全員で朝の円陣
高校生も大人も混ざり合って開会式
高校生たちに気合を注入する司会者は広島出身の大学3年生
総合司会は中高生応援ラジオ”9ジラジ”でお馴染みの大窪シゲキさん



参加した32プロジェクトの高校生たちは7つの教室に分かれ、
それぞれのグループで10分間のプレゼンテーションを行います。


テーマは自由。
唯一の参加条件は「アクションを起こしている」こと。

プロジェクトの規模や形態は関係ありません。
個人で進めたプロジェクトも、グループで進めたプロジェクトも、
1年生も2年生も3年生も、さまざまな内容・フェーズのプロジェクトが一堂に会しました。


また今回は、高校時代にマイプロジェクトに取り組んだ経歴を持つ大学生3プロジェクトも加わり、
合計35プロジェクトがそれぞれの学びを発表します。




あなたはなぜそれを始めようと思ったのでしょうか?
あなたはなぜそれを始められたのでしょうか?そして、続けられたのでしょうか?

そのプロジェクトと出会う前後で、あなた自身はどう変わりましたか?
そのプロジェクトと出会う前後で、あなたが描くミライはどう変わりましたか?


「マイ」プロジェクトアワードは、
「わたし」からはじまる未来を描き、語る場です。
「正解」を語る場ではありません。


高校生を支えるサポーターからも、「わたし」に起点をおいた質問やフィードバックが送られます。
オトナから高校生へ送られる言葉は、高校生だけでなくその場にいる全員に突き刺さる言葉となります。

”あなたが描くミライは…?”


誰もが学びに出会う場を、と今回は観覧を広く受け入れました。

「自分の子どもの発表だけ見て帰るつもりが、どのプロジェクトの発表もおもしろすぎて最後までいてしまいました。いま、高校生の学びがこんなことになっているなんて驚きました」
笑いながら話してくれたのは、保護者の方でした。

「教育改革で高校生の学び方が大きく変わっている。本当に学びをアップデートしないといけないのは、高校生たちではなく、わたしたち教員の方かもしれません。今日、強く感じました」
そう語ってくれたのは、引率で来られていた高校の先生。

「私の学校でも探究の授業がありますが、真剣にやっている生徒は少なくて。高校生の姿を見て勉強しようと思ってきました」
そう教えてくれたのは、わざわざ隣の県から一人で来ていた中学3年生でした。


高校生の姿が、また次の学びや気づきに連鎖していきます。

1年前に広島Summitに参加していた高校生たちが、大学生となって観覧の席に


高校生たちは、発表セッションの後に振り返りワークに臨みます。

フィードバックをもらって、どう感じたか、何に気づいたか、対話をしながら整理していきます。


「楽しかった」という声、「ワクワクした」という声、そして「モヤモヤした」という声も多くありました。

誰も答えを持っていない問いを持ちプロジェクトを進めていくことは、
楽しくて、ワクワクして、モヤモヤして、時に辛かったり悲しかったりするものです。

抱えきれないんじゃないかとさえ思う感情を共有し、
世代を超えてコミュニティが作られていくきっかけが”マイプロ”なのだとあらためて考えました。


車座になって対話セッション
課題の3D化?
喜怒哀楽がうずまく場に
気づけば仲良くなっている制服がバラバラの高校生たち
3年連続3回目の参加を果たした唯一の高校生。3回とも別テーマ、参加理由は毎回「楽しそうだから」



高校生マイプロジェクトアワード2023広島県Summitの開催にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

2024年度も、また広島の各地で高校生がチャレンジが生まれ、それぞれの学びが重なる機会をつくっていきたいと思います。


誰もが学びに出会う日常を。


高校生マイプロジェクト広島事務局
勝瀬祐介(一般社団法人まなびのみなと)

お問い合わせは下記メールよりお願いいたします
y.katsuse@manabinominato.or.jp




【運営】
主催:一般社団法人まなびのみなと
共催:広島大学スタートアップ推進部門、全国高校生マイプロジェクト実行委員会
協力:マイクロンメモリジャパン株式会社、安田女子中学高等学校
後援:文部科学省、公益財団法人マツダ財団、広島県、広島県教育委員会


【サポーター ※五十音順、敬称略】
今井恭子さん(イノベーション・ハブ・ひろしまCamps)
今田雅さん(.P/よこげい実行委員会)
大窪シゲキ(広島エフエム「大窪シゲキの9ジラジ」)
大島梓さん(株式会社マザーハウス)
河口亮介さん(広島大学 スタートアップ推進部門)
川本真督さん(株式会社BPL)
貴船桃佳さん(ウォンテッドリー株式会社)
木村静さん(NPO法人ETIC.)
功野顕也さん(株式会社アスカネット)
児玉和弥さん(ひろぎんエリアデザイン株式会社)
正垣紅さん(広島ゲストハウス縁)
高野哲成さん(NPO法人むかいしまseeds・理事)
角田千鶴さん(一般社団法人ふくやま社中)
中尾圭さん(福山市まちづくりサポートセンター)
森重祐治さん(株式会社テレビ新広島 業務部兼メディア戦略部)

【ファシリテーター・運営スタッフ ※五十音順、敬称略】
勇 修平(県立高校教諭)
伊奈 沙織(大崎上島町地域おこし協力隊)
井上 晴香(広島市小学校教諭)
円光 歩(一般社団法人まなびのみなと)
笠井 礼志(一般社団法人まなびのみなと)
梶村莉子(一般社団法人まなびのみなと)
勝瀬 祐介(一般社団法人まなびのみなと)
神田 瞳(一般社団法人まなびのみなと)
澤口 恒晟(大崎上島町地域おこし協力隊)
塩見 瞳(会社員)
柴田 祐希(安田女子高校)
取釜 宏行(一般社団法人まなびのみなと)
成毛 侑瑠樺(叡啓大学3年)
新田 有菜(叡啓大学1年)
平岡 幸人(一般社団法人まなびのみなと)
藤山 実咲(叡啓大学3年)
前田 脩人(叡啓大学2年)
牧内 和隆(坪田塾)
松川 拓馬(個人事業主)
芳形 和紀(福山大学2年)









CONTACT

まなびのみなとに関して、
お気軽にお問い合わせください

お問い合わせ