昨年の12月18月から始まった高校生デザインプロジェクト-みなとのマップ編
一月に入り作業もいよいよ佳境。
年末には中国新聞に、本プロジェクトを掲載いただきました。 1月9日は、木江の街に2度目のフィールドワークに向かいました。
この日のテーマは「よく観て、よく聴いて、よく感じる」
庭火では、相槌やオウム返しなどコミュニケーショントレーニングを行ってから 実際に木江の街の商店方々にお話を伺いながら、木江の街の人々の記憶や大切にしてきたものをヒアリングさせてもらいました。お店の中に井戸を発見です!
そんな中発見した石炭!!!これは戦前、呉に運ばれていたものだそうです。
バブリーな外観が目を引く文化交流施設「かもめ館」の内装は、やっぱりバブリーでした。
提灯には旧木江町のマークが… そして、この部屋名前は「甲楽の間」。木江を巡っていると”甲”の字をよくみるのですが、これはかつて木江(きのえ)を、甲(きのえ)呼んでいた時代があるそうで、そのなごりを木江の街の要所にみることができます。
今まで書いてきたイラストも、あらためて現場を巡り、影の感じや、見に見えない質感も 確認しました。
デザインを通じて街を観察する中で、そこに住む一人一人に面白いストーリがあって…
思い出と共に、この地域を一人一人が本当に大切にされていることに気づかされます。
そんな思いを、イラストと共にマップに仕上げていきたいと思います。