2024.12.31
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大崎上島町食のフォーラム2024を開催しました!

2024年12月7日(土)。

大崎上島町食を通じたまちづくり事業の一環とした「食のフォーラム2024」を大崎上島町にて開催しました🌿

運営メンバーを含めると、50人近くにものぼる皆さまと言葉を、想いを交わした4時間。

フォーラムのテーマは「まじわり」。

会場には、
生産者の方や島内事業者の方々。
福祉施設の方や役場関係者の方々。
教育関係者の方や、学生の方々。

普段、言葉を交わすことのない人同士だからこそ、
見えている景色も違っているはず🌏
「集まった皆さんと、同じ景色をみること」
同じ景色を見るから交わせる言葉があり、
そこからはじまるわくわくがある。

今回のフォーラムで、そんな時間を作ってくださったのは、
徳島県神山町で食を切り口に多彩な取り組みを積み重ねていらっしゃるまちの食農教育・代表理事、樋口さんです。

神山町での取り組みを聴きながら、
参加者間にあふれた
” やってみよう ”
” こんなことが起こったらおもしろそう ”
のことば。

「食」がキーワードになることで、
これまでなかった「まじわり」が起こり始める。
そんな「食」が持つ可能性をひしひしと感じた、フォーラムのひとときでした。

参加者の皆さんから頂いた2つの声を、こちらでご紹介します。

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「大崎上島の食」という共通項がこんなにも色々な立場の人達と出会わせてくれるんだなと改めて食の可能性を感じたと同時に、この食がつなげてくれた輪をもっともっと広げていけたらいいなと思いました!

今ある物を守って行くのも大変だし、新しく取り組むのも大変だと思いますが同じような事を考える人たちが集まれば面白い物や事が起きるような、そんな気持ちになりました。

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そして、今回のフォーラムの時間のまんなかにあった、もう一つのもの。
島のファーマーズのみなさまによる『島食プレート』です🍋🍊🐟🦪

島の柑橘に、採れたての魚、おいしさが濃縮された牡蠣。
広島県のおよそ7割を占める文田しいたけ。
およそ90年つづく、岡本醤油。

「 町外産のものはパン粉くらいかな?」
と紹介いただいた一皿の島食プレートには、ほかにもたくさんの島の恵みがぎゅっと詰め込まれていました🌕
それは大崎上島の食の豊かさそのもので。

島の農家さんと漁師さんが交じり、丁寧につくりあげられてこられた「大崎上島の食の豊かさ」をひしひしと感じる、島食のひとつのカタチ。

「このバトンを、どのように受け取り、自分主語で走りはじめることができるだろう?」

アイデアブレストワークの時間に話の中心となったのは、
「もっと大崎上島でつくられた食べものを日常で手に取れる場所やしくみがつくれないか?」
ということ。
島の外から遊びにきた人だけでなく、島で暮らす学生たちでさえも口にする
「どこに行けば、島で作られた食べもの、買えますか?」
ということば。

島のファーマーズのみなさんが魅せてくださった”おいしさ”から、そんなふうに今回の食のフォーラムの対話が拡がっていきました…🚶
この日を ” はじまり ” に、受け取ったバトンを片手に。
明日からまた、この日の続きをつくっていけたらと思います。

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