2024.12.20
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【終了しました】クラウドファンディングに挑戦中!高校生へ、本を贈る。

現在、クラウドファンディングに挑戦中です。

下記に企画意図を抜粋していますが、

よろしければ詳細はFor Goodの企画ページよりご覧いただけたらと思います。

https://for-good.net/project/1001408


「おもしろがる。」

わたしたちまなびのみなとが大事にしている気持ちを、この企画に込めました。

12/25(水)までの期間で挑戦しています。


=====

はじめまして。今回のプロジェクト企画者の勝瀬です。

5年前に東京から大崎上島へ移住し、4年前から高校生マイプロジェクトアワード広島県Summitの事業責任者をしています。

私が本を読むようになったのは、小学校5年生の頃から。

当時の担任の先生は、朝の会で毎日本を朗読してくれる先生でした。

学期ごとに先生が選ぶ本は、最後のページまで読まれることはありません。

「続きが気になったら、いつか読んでみてください。」

その言葉で、毎学期の最後の朝の会が終わるのでした。

5年生の最後の日。

その先生は、クラス全員に本を贈ってくれました。おそらく自腹だっただろうと思います。当時20人しかいなかったクラス全員に、20冊の本を持ってきてくれました。

(私が手に取ったのは、『ハックルベリー・フィンの冒険』でした)

20歳になったある日。ふとその先生のことを思い出すきっかけがあり、実家の本棚に置いてあったその本を手に取りました。何を伝えたかったんだろう?なぜこの本を贈ってくれたんだろう?と。

先生がその本に込めた想いを、5年生の最後の日から10年ちかく経ったその日に初めて受け取ったのだと思います。

大学で教育学部を卒業した私は、先生という職業を選びませんでしたが、

いま巡りめぐって高校生の教育に関わる仕事をしています。

教育の仕事は、伝え続けることだと思います。

目の前に座るその子に向けて伝える言葉を、いつの日か思い出してほしい。

今じゃなくていい。いつかでいいから、その子の背中を支えてほしい。

そう願いながら毎日毎日、伝え続けること。

それが教育なのだろうと思います。

そして、それは誰にでもできる。

先生じゃなくても、教育に関わる仕事をしていなくても。

誰もがセイトで、誰もがセンセイ。

未来への願いを込めて本を贈る今回のプロジェクトに、みなさんも参画していただけませんか?

お正月にお賽銭を投げ入れる、あの瞬間のような清々しい気持ちで。

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